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マウス飼育の衛生マニュアルの一部ご紹介

【ぷちまる。】の衛生管理について、ご案内したいと思います。

当店では、大学研究室などから色々とマウスの衛生管理や飼育方法、繁殖方法など情報をいただき、経験と合わせて、マニュアルを作成しています。

海外の文献書物などは英語なので、大変です。

110624_160052.jpg

小難しい感じの画像ですみません。

毛色の遺伝子文献やら、マニュアルなど載せてみました。

一般家庭で飼育する場合には、ここまで徹底しなくても普通に飼えますのでご安心くださいませ。

当店は、病気の持ち込みや販売する側として、出来るものはなるべく取り入れて改善していこうと考えているために、かなり徹底した飼育方法をしています。


【飼育方法紹介】

基本的には、一般の飼育方法と変わりません。

お掃除は、3日に1回は行います。
妊娠中の子や育児中の子は、あまり神経質にならないように掃除の回数は減らします。

まずは、手術用の消毒石鹸で手を洗います。
そのあとで、アルコールで2重消毒します。

ケースは、まず消毒された空のものに、床材(チップ)、フード、お水などセッティングします。

隠れ家は、2タイプを採用しています。
ひとつは、陶器製です。もうひとつは、使い捨て出来る用な木製です。

きれいな状態のケースに、マウスを移動します。
健康チェックもします。

ケースは、床材やフードは捨て、まとめて消毒します。


別の子を掃除する際には、必ず手を消毒し、新しい空のケースを同じようにセッティングします。

頭数分の消毒されたケースや給水ボトルなどを、ストックしています。

マウスの棚も消毒します。

全ての掃除が終わるときは、床も消毒し、全て使ったペーパーは廃棄し、タオルは消毒します。

110624_154620.jpg

【消毒方法紹介】

ざっと、画像でストックしている消毒液を並べてみました。

よく使うのは、エタノール、塩素、手術用消毒石鹸です。

その他に、ヨード系などもありますが、たくさんあるので一部です。


●エタノール…70%のものを使用します。
写真は、エタノール以外にイソプロパノールが含まれたものですが、基本的には医療関係で使われるタイプを使用します。
一時期、アルコールが入手困難になった際には、純度100%のエタノールに蒸留水を使い70%に希釈して、使用していました。

なぜ70%かと言いますと、この濃度が一番アルコールの消毒効果を発揮するからです。
50%など安いですが、消毒効果は落ちます。

アルコールは、スプレーで吹きかけ、揮発するのを待ちます。
アルコールは、濡れたままでは消毒作用がありません。

一般的な細菌などはこれでOKですが、酵母や寄生虫などは死滅しません。

●塩素…300倍に希釈し、20分間つけ置きします。
濃度を薄める場合もありますが、基本は300倍です。
一般では500倍でOKです。

塩素は、生体に対し肺に入ると肺炎など有害ですので、スプレーは作業する人間も吸い込まないようにします。
床の洗浄やケースの消毒に使います。

金属に対し腐食性があるために、飼育用品はなるべくプラスチックやガラス、ステンレス製のものを使います。
ステンレスも塩素に対して長期使用しますと、あまりよくないため、ステンレスで完全に作られた用品などは、金属の腐食の少ないグルタラールを使用しますが、非常に人体に有害なため取り扱いには注意しています。

●ヒビテン(クロルヘキシジン液)…皮膚に対して優しい消毒液です。
手の消毒には、石鹸入りのタイプをつかいます。

怪我をしてしまった子の皮膚消毒には、希釈した普通のものを使います。

また、ピンセットやその他器具関係を消毒するときにも使います。
これは、薄めたクロルヘキシジン液に器具を漬け込み、ふき取って使用します。

●熱湯消毒…ケージを洗浄する際に、塩素で漬け置きする前に、汚れを洗い流します。
その際に、熱湯を使用することで、細菌などたんぱく質のあるものは、熱で十分死んでしまいます。
厳密には、熱湯と言っても沸騰したものではなく70度程度のお湯で、たんぱく質の変質効果がありますので、そのようにしています。

汚れを流しつつ、消毒効果もある一番手軽な方法ですね。

●滅菌消毒…特殊な機械を使って、完全に細菌やウィルスを死滅させます。
しかし、コストがかかるため、特別な場合にのみ使用します。
他には、ガス滅菌などもあります。

フードの小分け用の袋などは、こちらで滅菌しておいたものを使用します。
また、小分け作業はダクトのある空気管理、作業者の消毒、使用する機材の消毒などこまかくなっており、特殊な空間で作業します。


【新しいマウスの導入時】

検疫用スペースに隔離し、空気感染のある病気などが他の子に蔓延しないように1週間~2週間飼育します。

問題がないようであれば、ほかの子と一緒にします。

基本的には、新規導入する子は、衛生管理の整った環境の子ですので、今までに空気感染系病気の持ち込みはありません。


しかし、エキゾチック専門獣医師の野先生(エキゾチックペットクリニック)からいただいた情報として、内部寄生虫や細菌は、たいていのマウスが正常でも持っていることがほとんどで、それを逆に駆虫してしまうとバランスが崩れてしまう危険もあるので、あまりすすめないとのことでした。

検便や、駆虫薬などそろえてありますが、そういった部分も考えて、むやみな駆虫行為はしないようにしています。
今までに便が緩くなったりすることがないため、一回駆虫作業を親に対し行いましたが、子供や親に積極的な駆虫行為はしていません。


【お客様で飼育される場合】

おうちで、げっ歯類を飼育をされているお客様は、購入後しばらくは離して飼育したほうがよいかと思います。

げっ歯類共通の病気を万が一持っている(その子にとっては正常な健康状態)場合には、新しいマウスにはよくない場合もございます。

特に、マウスで飼育ケースを同じにする予定の場合は、特に気をつけてください。


空気感染系の病気は、あっという間に蔓延しますので、もしおうちの子が、体調がよくないときに風邪のような様子を見せたことがある場合には、新しい子を飼うのはあきらめたほうがいいこともございます。

健康な子で症状を見せなくても、気温の変化などで突然病気が発覚することもございます。


また、人間と共通で感染する病気もあり、マウスから飼育する人間に病気がうつる、人間からマウスにうつすこともあります。
触るときには必ず手洗いをして、触った後も手洗いをしてください。



【最後に…】

当店の飼育管理の紹介などをしましたが、これが正しい完璧なスタイルではありません。

その方のやり方があるかと思います。

問題なく飼育出来ているのであれば、心配しないでそのまま飼育されるのが一番です。

こだわればこだわるほど、もっともっとあるのですが、一般家庭で実行できないものもあります。

また、ショップと言えども実験研究動物ではありませんので、完全なSPF(無菌マウス)で飼育する必要もないと思っています。
(SPFのためには、まず帝王切開した赤ちゃんマウスを成長させ、飼育環境も何重にも扉を設け、毎回滅菌ガウンやグローブ、空気洗浄、消毒など、大規模な改善が必要になります)


研究室レベルのコストがかかればかかるほど、お客様に案内するマウスの価格が高くなってしまいます。

当店で出来る事と、コストを天秤にかけて、現在はこのスタイルで飼育し販売しております。


逆に業務用にしてしまえば、完全生産繁殖ショップとして餌用マウスのように安くご提供できるのかもしれないのですが、なるべくおうちで生まれた子と同じようなスキンシップ、愛情を持ってお世話をしたい気持ちもあり、非常に難しい部分です…。


ショップが出来る前に、マウスを飼育してきて、オークションやペットショップ、通販などいろいろなお店のスタイルを経験してきて、心配だった事、びっくりした事、嫌だったことなどがあり、信頼できるマウス専門のお店があれば…と言う思いから生まれた【ぷちまる。】です。

それぞれお客様によっては、気にされない部分もあるかと思いますが、当店の生体管理や、飼育マニュアルの徹底、情報収集の努力など、変わらない根底のポリシーを理解していただければうれしく思います。


ネット通販専門店の新しい試みとして、店頭受け取り、地域限定ですが直接お届けのサービスのために、現在準備を行っております。

まだまだ、店頭受け取りのために、ファームの一部をお客様スペースに改造したり…とやることはたくさんあるのですが、頑張っていきたいと思います。

どうぞ何かご意見ございましたらなんでもお聞かせくださいませ。



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